被害者は自己肯定感が低く、とても優しい? その理由② 不幸な家庭環境
私の育った家庭環境は結構酷いものでした。
今思うと周りの大人達全員が自己愛性人格障害か他の人格障害だったのかもしれません。
父は仕事でいつも家にいない人でした。
私の幼い時に母が他の男性とできてしまい父を捨てて弟ができました。
それで何故か姉と私は母に連れられその相手の人と暮らすことになりました。
それまでは父が不在の事が多いけれども両親揃った幸せな家庭でした。
それが一変し、義理の父に酷い扱いを受けて生活しなくてはいけなくなりました。
いつも義理の父の顔色を見てビクビク、言葉の暴力、行動の制限、家事の強制、母と義父の怒鳴り合いに身を小さくして耐える。
今思えば本当に虐待です。
しかし母はテレビで見る虐待に加わるタイプではなく、一見変わらず私達のことを愛してくれてるように見えました。
私も母が大好きだったのでいつも義父の姿が見えないと甘えていました。
ごめんね、我慢してね。とよく言われました。
でも私は母を困らせたくないし、大好きだったのでなんともなく振る舞っていました。
謝るくらいなら、何故我慢させるのか、何故自分の子供をそのような環境に置いておけるのか、今ならわかります。母は自分の事と弟の事だけしか考えられなかったのでしょう。かと言って姉と私を手放す事もしなかった。
やはりそんな状況ではまともな精神な状態になれるわけなく
小学校五年生の頃、友達と話してる時自分がきちんと話せなくなってることに気付きました。そして遊びに行く事も自由に出来ず、安心できる場所がない。
外で家庭内の事を話すのはタブーでした。
学校では何の問題もない振りをしていました。
誰にも話した事ありません。
これが自分の痛みを無視することの始まりだったと今では考えています。
もちろん虐待を受けてると自信なんてものはなくなります。
小学五年生という早い時期に私は対人関係に影響が出てたんだと気づいたのは最近になってからです。