脱、自己愛性人格障害からの被害

他の自己愛性人格障害に苦しんでる人たちが、自分を取り戻せる助けになれればいいなと経験談も含めて綴ります。

被害者は自己肯定感が低く、とても優しい ?その理由① 回復への手掛かり

 被害者になりやすい人は、元から優しいという素質もあるのと共に自己愛同様育ってきた家庭環境に問題がある人が多いようです。

確かにお父さんお母さんに愛情込めて健全に育てられた人は、きちんとした自己肯定感・自信がありますね。

この自己肯定感・自信とはなんなのかと言うと

 

本当に初歩中の初歩

 

『自分の存在を当然だと思えるか思えないか』

 

だと気付きました。

違うと感じる方もいるかもしれませんが、私にとってはこれだ!と思いました。

 

自信があると対人関係でも大きな違いが出てきます。

自己肯定感があると自分の痛みに気づけます。

嫌な事を嫌と言えます。

言えない人は人に大切にされません。

 

昔、親友だった子にもてるみは優しすぎるねって言われました。

そして、その親友にも裏切られました。

今思えば、私もきちんと自分の気持ちを伝えなかったからかもしれません。

 

 

そしてプライド

 

プライドってとても厄介です。

大切な事でもあるけど

 

自分の痛みを見て見ぬ振りできたのは、このプライドがあるせいでもありました。

 

人にかわいそうって思われたくない、辛いって自分で認めたくない

 

そんな気持ちが働いていました。

 

本当の気持ち、辛さを言える人は本当に誰もいませんでした。

そして周囲の人達は、こいつはこんな目にあっても大丈夫なんだって態度で私に接してきました。

本当は全然大丈夫じゃありませんでした。

私はとっても孤独でした。今でも孤独です。

 

そして、自己肯定感が低いまま生きてくとどんどん周囲の人に心を削り取られて行きます。ボロボロになり、やっと自分でそのことに気づいた時には精神が病んでいる事が多いです。

削られれば削られるほど回復するまでに長い時間が掛かります。

早く気づくのが良いに越した事はないですね。