サイレントトリートメント
私がまだ自己愛の彼と一緒にいるとき
彼が自己愛だと知らなかった時から
彼が自己愛かもと疑っていてもそう信じたくなかった時や
自己愛だと確信してもさようならと言う勇気が出なかった時まで
私の気持ちの中で色んな段階がありました。
でもこの人普通じゃないと気づいて別れる決意ができるまで
子供がいたせいもあるけど、相当悩みました。
子供は何も知らないので今でもパパが大好きです。
悩んでると心が弱くなり、更に自己愛にとって精神的虐待のしがいのある奴になっていたのかもしれません。
酷くなるばかり。
自己愛のよく使う精神的虐待の一つにサイレンストリートメントと言うのがあります。
連絡を一方的に断たれます。
喧嘩の最中だろうと。
話し合いの最中だろうと。
浮気を告白した直後だろうと。
娘がテレビ電話したいと言っていようと。
御構い無しに、自分の都合の悪い状況になると携帯をわざと壊す、無くす、ブロックするなど色んな手段で連絡を断ちます。
正直、怒鳴られるよりもこれが一番精神的に応えました。
今怒ってても、”一緒に話し合って解決しよう?”という
”話し合って解決”が出来ない事をきちんと理解出来ていませんでした。
だって、人間なんだもの話せばいつかは分かり合えると信じてました。
しかし一度も出来ませんでした。出来ないどころか自己愛は予想の斜め上の更に斜め上を行きます。
今から養育費を送るから銀行の口座情報を教えてと連絡が来たので教えましたが、その後突然ブロック、もちろん養育費を送って来ません。
そして、彼のソーシャルネットワークを見ると友人と楽しそうな写真をアップしてたりします。
本当に本当に、言葉で言い表せない程、悲しい程 クソ なんですよ。
そう言う状態で連絡を断たれると、絶望感、悲しみ、怒り、などで頭がいっぱいになり
おかしくなりそうでした。
どんどんどんどん嫌がらせは悪化します。
養育費は父親の義務と言っていたのも今となっちゃ関係ない。
子供の生活に関することより自分の感情重視。
私への復讐が優先。
しかし今思えばこれが奴の狙いでした。
私が怒り狂えば奴はほくそ笑む。
連絡を断ち、姿を消してる間に相手が自分の事を考えて頭がいっぱいになって苦しんでる事が分かると喜びを感じてる気持ちの悪い生物なんです。
根本的な物事を解決するしないとかの問題じゃないんです。
以前だったらいやだ、こんなのいやだ、とにかく話そう、私もう怒らないからとサイレンストリートメントに負けて、ストレスでメンタルがやられてきた頃に連絡が来ます。
彼からの連絡を待ちに待ってた私は飛びつき(私も気持ち悪い)、相手が原因で始まった喧嘩の理由なんてもう出す気にもなってませんでした。
これじゃあ、自分の自尊心なんてボロボロですね。
それでも離れられないのが共依存です。
この時の自分を思い出すのも嫌です。
私と彼の最後の会話で思い出せるのは彼の罵声のみです。
ほんっと親子なんですね、彼のお父さんがお母さんを怒鳴ってるのを聞いた事あるのですが本当に良く似た声で私を怒鳴ってました。
多分、彼も彼のお父さんがお母さんにやってる事を無意識レベルで私で再現してたんだと思います。
これが彼が学んだ”女性への扱い方”なんだと思います。
ここでは書けないような酷い内容の事を言われました。
でも、原因は私ではなくあっち側、全て逆ギレです。
その時私はわかったんです。心の底から。
『こいつと一緒にいる限り望んだ未来はこない』
話せばわかってくれる、そしてギュってしてごめんね、悪かった。許してって言ってくれる日がいつか来るなんて願った時があったけどそんな日は永遠に来ません。
人を苦しめるのが当たり前の精神疾患ですから。