自己愛と共依存の組み合わせ。離れられない仕組み
己愛性パーソナリティ障害と共依存者の組み合わせは、
真の愛ではないにも関わらずお互いに勘違いしてしまう可能性が高く、
お互いに傷をえぐる関係にもなり得ます。
また、よく見られるケースですが、
共依存側が自己愛性パーソナリティ障害の方に過度に執着してしまうことがあります。
頭では離れないといけないとわかっていながら離れられず、むしろ接触を自ら取りに行ったりします
人は一度ついてしまった行動パターンや思考パターンは
なかなか変えることができない仕組みになっています。
元の自分に戻ろうとする機能(心理学でホメオタスと呼ぶ)が備わっているのです。
人間関係においても、
付き合う人を変えればいいわけではないのです。
夫婦関係にしても離婚して終わりではないのです。
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「もういいよ別れる。」
あなたがそうなった瞬間に
「あなたが好きなんだ、失いたくない。」
戻ればまた同じことの繰り返し。
そして好きなら、拒否するようなことはしないでしょう。
時と場合によってはけんかして口を利かない日々もあると思います。
でも、一緒にやっていきたいという基本は
変わらず、自分が歩み寄ったり
もしくは分かってもらおうと話をしたり、
それで関係性が作られていくのだと思います。
その両方をされることは異常で
病気でない限りありえないのです。