脱、自己愛性人格障害からの被害

他の自己愛性人格障害に苦しんでる人たちが、自分を取り戻せる助けになれればいいなと経験談も含めて綴ります。

自己愛との出会いから始まる

自己愛と出会った頃、この人は

 

ものすごく人の気持ちがわかる人だな、なんて思いやりのある優しい人なんだろうと感動した。

 

彼は器用で、仕草の一つ一つがカッコよくて、面白くて、見た目も私のドストライクだった。そして人を惹きつける力がすごい。人を退屈させない。注目されているのが彼に取って当たり前。現に皆んなが彼をみる。

生まれ持ってのエンターテイナーだなと思った。

 

彼の言葉にいちいち舞い上がり、私は彼に取って特別なんだって思いました。

運命の人かもとさえ思いました。(ある意味では運命の人でした)

そして、彼は相当モテたと思う。

でも、俗に言うヤリチンではなかった。

この自己愛の場合、目的は性欲ではなく、”モテる” ”注目を浴びる”事が目的であり、彼のエネルギー充電方法であるようだ。

それが勘違いの痛い私は、”私は彼の特別、だって深い仲になる人は私だけじゃない?”と思う気持ちを大きくした。

 

そしてたまに両親の不仲のための悲しい生い立ち(事実か嘘かは不明)をポツリポツリと語る。

 

そんな話を聞いた私は『この彼を悲しみから救ってあげたい』と考えていました。

 

自己愛の被害者になる人、ならない人

自己愛の被害者になる人は、育った環境に問題があるのではないかととても思う。

 

①理想の旦那様・奥様と幸せな家庭を築いてる人

モラハラの被害にあい、しんどい生活をしている人

モラハラ加害者

 

誰もが最初から②の苦しい状況になろうなんて思った人いないはず。

 

でも、この二つのタイプの人達にはとても大きな違いがある気がします。

 

私はもちろん②に分類されるんだけど①の人達を見ていて自分とは違うと感じたことがいくつかある。

①の人達は

・自分に自信がある

・客観的に物事を見るのことができる

・自分が欲しいもの(望んでるもの)を知っている

 

個人的な意見だけど、これらがモラハラ被害者にならない人達の特徴。

 

そして、②と③になる人はいくつか共通点がある気がする。加害者と被害者の関係なのに。

 

・自分に自信がない

・自分が欲しいものがわからない

・客観的に物事を見れない

 

そして

・他人の感情に敏感(自分がどう思われてるのかとか)

・人の顔色を伺う

自己愛って自分の事ばかり考えてる変態って感じだけど

等身大の自分を受け入れられず、人からみての「いけてる」「いけてない」ばかり考え自分が何者だかわからなくなってしまっている。

人としてのコアとなる部分が欠けてしまっている。

そういった面では似てるけど、故意に人傷つける人と傷つけられる人に別れてしまう理由はわからない。

 

やはり人の人格が形成されるには生いたちが大きく関わってるけど

次回に私と彼の生いたちを比べて見たいと思います。